高知県には、秋に出荷される温室水晶文旦や

年末頃に出荷される温室文旦などがありますが

山の斜面で育った、自然の風味を味わえる

昔ながらの露地物の文旦は冬の終わりから春の土佐文旦です。



この露地物の土佐文旦は

温室物にはない文旦本来の風味がとてもおいしく

機械にて測る糖度は、温室物より

平均的に低いのですが文旦の味においては

一番良い風味を堪能できますし、おいしさに奥行があり

文旦好きにはたまらない味です。



露地土佐文旦は、出荷期間が長いため

シーズン中にも味の追熟をゆっくり楽しめます。

気温が上がらずまだ寒い頃の土佐文旦は

フレッシュで新鮮な風味が持ち味で

柑橘類の新鮮な味がお好みの方には

非常においしく召し上がっていただける時期です。

だんだんと気温も高くなってくると

追熟が進みまろやかな味に変化します。

この頃には、果皮もすこしやわらかくなり酸味も少なくなってきます。



文旦一では、たくさんの農家様から出荷される

色々な山のお品を実際の味見で風味の良さ

酸味のバランス、食感などをチェックした上でお客様に喜んで頂けるように

丁寧に箱に詰めて全国発送しております。

いつご注文頂いてもその時期にもっとも適した

おいしい文旦をお届けしておりますので

是非、文旦一がお選びする土佐文旦をご賞味下さいませ。

文旦一では、お客様への出荷当日に土佐文旦を１玉１玉痛みが無いか検品します。箱の底面にクッション材を敷いた上で１玉１玉丁寧に並べて蓋を閉める前に上部に再度クッションを敷きお客様に喜んでいただけるように万全の状態で発送しています。

ムッキーちゃんを使った文旦の食べ方

文旦は東南アジア（マレー半島、インドネシアなど）が原生地で、日本には江戸時代の初期に持ち込まれたと言われています。最初に到来した地域は、九州の鹿児島県だと言われています。
土佐文旦の歴史は昭和の初期に鹿児島県にあった法元文旦の木を貰ってきて、高知市朝倉の果樹試験場の玄関に１本だけ植えられた事からはじまったと言われています。
その後、高知県土佐市の農家さんが苗木を導入し栽培の技術を高め商品価値が高まった事からより栽培地域を連想しやすい「土佐文旦」の名称に昭和３４年に統一されて出荷されるようになりました。
現在では、最も高知県を代表する特産果実として不動の地位を築いています。

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高知県は土佐文旦の圧倒的な栽培面積と出荷量を誇り、栽培面積は全国の約８０％、出荷量は約９０％を占めています。
栽培面積のもっとも大きい土佐市は、高知県下全体の栽培面積の５０％弱を占めます。次いで高知県西部の宿毛市が１５％程度の栽培面積を誇ります。県内各地でこだわりをもった生産者がおいしい文旦の栽培・研究に切磋琢磨しています。
土佐文旦は、色々なデザインの１０キロ入りダンボール箱で出荷されています。生産者や出荷組合別にたくさんのデザインの箱があります。

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ハウスで栽培された土佐文旦（温室土佐文旦）は、１１月に収穫されて期間をあまり置かずに出荷されます。
山の斜面で自然のままに育った土佐文旦（露地栽培）は、１２月と１月に収穫され野囲いをしてムロで追熟させて甘味を凝縮させた段階で出荷されます。
露地モノの文旦は、１月末から春まで出荷が続きます。収穫の時期、山による文旦の味違いなどを考えて追熟の具合をムロの環境で調整して出荷時期を調整しています。おいしく追熟させる事も農家さんの腕の見せ所です。

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お客様に質問される事の多い文旦の旬。いったいいつ頃なんでしょう？
全体的な平均で言えば、温室土佐文旦は１２月、露地土佐文旦は２月から３月、水晶文旦は９月から１０月と言えます。

温室土佐文旦は、１１月の中旬頃から１２月に出荷されている間はすべて旬の時期と言えますが出荷期間がとても短くあっと言う間に終わってしまいます。１月にも温室土佐文旦は、少量のみ販売されていますがこれは１１月１２月に収穫され出荷されたものである場合がほとんどです。

水晶文旦は、９月から１２月頃まで出荷される場合が多く、おススメは、９月から１０月下旬頃まで。前半の方が出荷量が多く新鮮な品物が多いとは思いますが後半でも美味しい果実はございます。

露地土佐文旦は、出荷のはじまりから終了までの期間が長く、一番早い出荷の文旦は１月頃にはじまります。気温や作柄にもよりますが４月位まで出荷が見込めます。
露地土佐文旦は、時期により「はしりの文旦」「さかりの文旦」「なごりの文旦」と表現される事もあります。
はしり・さかり・なごりの文旦について明確な基準はありませんが、文旦の出荷時期を前半、中盤、後半に別けてこう呼ぶ場合があります。

はしりの時期は、新鮮で酸味と風味の強い文旦。さかりの時期は、酸味・甘味のバランスの良い文旦。なごりの時期は、追熟が進み完熟に近くなりやわらか目で酸味が少ない甘味の文旦が多くなります。
これは、気温や収穫後の寝かし方の違いに大きく左右されますので、あまり気に掛ける必要はありません。
文旦一の選果は、シーズンを通して酸味と甘みのバランスが良い文旦を探してお届けしています。

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文旦一は、お客様にお届けする文旦を実際食べて味を判断しています。
それでも、少しでも美味しい文旦に巡り会うように外観から見た良い味の文旦の一般的な特徴をご紹介します。
上のような土佐文旦は、一般的に理想の文旦とされています。ちょっと扁平でお尻が平らたく濃い色で艶がありシットリとしていてズッシリ重い。このような文旦は、果汁が十分あり皮が薄く果肉がしっかりしている確率が高いです。
しかし、文旦の外見からはどのような土地でどんな日当たりの場所で育ったのかはわかりません。収穫後の追熟状況でも味は変わります。また見た目が良いと言うことは、それだけでお値段が見た目の悪い文旦の数倍にもなる事もあります。味が同じならお値段は安いほうが良いですよね？たくさんの生産者とたくさんの山から出荷される中の美味しい文旦にこだわるならば、やはり味見に敵う選別方法はないのです。

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お客様から多い質問で「どのくらいまで日持ちしますか？」と聞かれる事がよくあります。
文旦は、生鮮食品ですから明確な答えはないのですが、環境によっては自宅保管でも数か月間食べる事も可能な果物です。 文旦の保管に関して長く鮮度を保とうとするならば以下の条件を守って保管しましょう。
①気温の変化の無い涼しい場所で保管（直射日光が射す場所は、厳禁）
②ダンボールのフタはきちっと閉めて保管する。箱に空いている穴は、ガムテープなどで塞ぐ。

気温は、１０度以下を目安に保管してください。より低ければなお良いです。１５度を超えるような気温になると厳しい環境です。また湿度も適度の状態で保管したほうが長持ちするでしょう。気温が上がり文旦が汗をかくような状態になると痛みは早くカビの原因になります。
綺麗にラップして冷蔵庫など冷たく安定している暗所で保管する事でとても長持ちしますが、文旦は、そこそこ大きい果物なので場所を取る事が悩み処です。
お客様の中には、春の露地文旦を夏もゆっくり食べている方もいらっしゃいます。文旦を長く美味しく食べることにチャレンジしてみるのも楽しいかもしれませんね。

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文旦のむき方や食べ方は、下の動画をご覧ください。
ムッキーちゃんを使っていますが果物ナイフでも同じようにして剥きます。

■食べ方、むき方の写真とテキストのページはこちらにございます。
■文旦マーマレードの作り方は、こちらをご覧ください。 文旦の食べ方・むき方の動画
▼土佐文旦の一番簡単なむき方

この食べ方は、プロの私どもが試食時に素早く剥く時の一般的なむき方です。とても速く剥く事ができます。

▼土佐文旦のおしゃれなむき方
この食べ方は、食べごろに熟した土佐文旦を食べる時におススメです。
気温が上がる前の時期には、皮が硬く動画の様には剥けない場合があります。
「皮がまだ硬いな」と感じた場合は、食べる分だけをお部屋の暖かい場所で少し置いてから、柔らかくなってから剥くと簡単に食べることができます。

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文旦の大きさは、Ｓ・Ｍ・Ｌ・２Ｌ・３Ｌ・４Ｌ・５Ｌに分けられます。
それぞれのお好みで大きさは選ぶとよいでしょう。 １０キロでの玉数の「目安」は以下のようになります。
Ｌサイズ　：（２４玉前後）
２Ｌサイズ：（２０玉前後）
３Ｌサイズ：（１７玉前後）
４Ｌサイズ：（１４玉前後）